プラズモン速度を共振器で制御

高田准教授を中心として行われた「プラズモン波束を用いた高忠実度な量子回路を実現する新技術」に関する論文がNature Communications誌に掲載されました。本研究は、産業技術総合研究所 物理計測標準研究部門、量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センターの金子晋久首席研究員、理化学研究所創発物性科学研究センター、及び東京大学大学院工学系研究科附属量子相エレクトロニクス研究センターの山本倫久教授、フランス国立科学研究センター ネール研究所のクリストファー ボイヤレ教授、ボーフム大学 応用固体物理学専攻 アンドレアス ヴィーク 教授と共同研究です。Nature Communications 16, 9942 (2025).

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スピン流でスピン位相を検出

スピン流を用いて、らせん磁性体のスピン位相を検出することに成功しました。将来的には強磁性体の磁化の代わりにらせん磁性体のスピン位相を情報自由度として活用する低消費電力デバイスへの発展や高集積化につながると期待されます。本研究は、東邦大学の大江純一郎教授、大阪公立大学の戸川欣彦教授の研究室との共同研究です。この論文は「Physical Review B」にLetterとして、さらにEditors’ Suggestionとして11/6に公開され、さらにAPS Physics MagazineのSynopsisに解説記事も掲載されています。Physical Review B 112, L180402 (2025).

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太田さん来研

2024年3月に卒業された太田智陽さんが、ミュンヘンから一時帰国され、英語でセミナーをして頂きました。素晴らしい英語でのセミナーに、多数の質問が飛び交い、とても盛り上がりました。夜には太田さんを囲んで夕食会を開きました。また遊びに来てください!